與那覇潤『知性は死なない』を読む

知性は死なない アフォーダンスという能力観の刷新 與那覇潤『知性は死なない 平成の鬱をこえて』 希望をくれる本だった。 「知」を仕事にしていた大学准教授の筆者が、鬱病を患うことで知性というもっとも頼りにしていた「能力」を…

十牛図とは何か

十牛図とは何か 十牛図は、仏教、禅において悟りに至る10の段階を示した(と言われている)10枚の絵です。 作者は中国北宋時代の臨濟宗禅僧、廓庵(かくあん)。 今回は趣向を変えて、文章ではなくスライドシェアです。

青山拓央『時間と自由意志』を読む

自由意志について論じた哲学書 自由とは何か こういう白くてシンプルで硬い本が好きだ。『時間と自由意志:自由は存在するか』は以前ご紹介した『幸福はなぜ哲学の問題になるのか』の青山拓央が「自由意志」について論じた哲学書である…

『出現する未来 Presence』を読む

過程を書き残す価値 西洋の知性が東洋の知から学ぶ この『出現する未来 』は『学習する組織――システム思考で未来を創造する』のピーター・センゲ、『U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術』のオッ…

守島基博『人材マネジメント入門』を読む

人事担当者に必要なスタンスが書かれた良書 合理と非合理の間で 守島基博『人材マネジメント入門 日経文庫B76』は、人事担当者向けの本である。理論はなく実務が中心だ。2004年という書かれた時代もあってか「人を大事に」とい…