Q7.外的報酬と内的報酬の最適なバランスは?

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外的報酬と内的報酬の関係

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勉強会参加者の問い

勉強会の問いシリーズ、7回目はテーマ報酬についてです。

不動産投資の企業で人事をしている大谷さんはこんな問いを持ちました。

『報酬とは働くことによって得られるものすべて。内的報酬は満足を生み、外的報酬は不満をおさえる』とのことでしたが、外的報酬と内的報酬の最適な比率はあるのでしょうか?

最近「やりがい搾取」も話題になったので気になりました。おそらく各企業が位置する成長フェーズによって違うように思います。

またアカツキで採用担当をしている峯さんも、同じ疑問を持ちます。

外的報酬と内的報酬の間に最適なバランスというものはあるのでしょうか?

それとも、外的報酬と内的報酬はそれぞれ独立して存在する?

 

内的報酬と外的報酬のサイクル

勉強会ではこんな意見が出ました。

内的な充実(内的報酬)に向けて個と組織がともに取り組み、それによって事業成果が生まれ、結果として不満がない程度の外的報酬が支払われ、また内的報酬に取り組む、というサイクルが理想的ですよね。

バランスや比率というよりサイクルかもしれません。

その議論を元に大谷さんはこう結論づけました。

比率は時間の経過とともに変化させる

例えば、創業初期のうちは内的報酬で引き付けて業績を出す。その結果、納得できる外的報酬を生む。そのサイクルの中で企業が成長していく。

いつまでも内的報酬だけでは難しい

このことは、『「仕事の報酬は仕事」積極的な満足は仕事自体から生まれる』に書かれている「給与や作業条件など環境条件に不満を持っている場合は、内的動機づけは高まらない」ことからも言えそうです。やりがいからスタートするのは正しいが不満があるままにしておくと、搾取になってしまいます。

 

外的報酬の上に内的報酬が乗る

また峯さんに対して、こんな意見が出ました。

外的報酬は不満をおさえ、内的報酬は満足につながります。賃金などの外的報酬は不満が生まれない程度の納得感を維持し、満足を求めすぎないことがバランスとして大事だと思います。

その議論の上で、峯さんはこう結論づけました。

ベースは外的報酬で、その上に内的報酬を乗せる

大半の人は、最初に働くときは外的報酬を求めるのではないでしょうか?

そのため、まずは納得感があり、最低限度生活が送れるだけの外的報酬(金銭的報酬)は必要です。ただし、外的報酬だけで働くことには限界があり、それ以上生産性を上げるには内的報酬が大事になってきます。

ベースは外的報酬で内的報酬はそれに乗っているイメージです。

自分で内的報酬を作り出す

内的報酬は人に準備されるものではなく、施策だけで生まれるものではありません。以下の2点が重要だと考えました。

  1. 自分で内的報酬を作り出せる人を採用する。意味づけ力が高い、事業内容・ビジョン共感度が高い、など。
  2. 内的報酬を作り出す支援という位置づけで人事施策を設計する。制度、イベント、日々の雰囲気など。

 

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テーマ4.報酬

次回も、報酬への問いを扱います。Q8.仕事のやりがいを高める方法は?です。

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